今夜は届きたてのCD
「ブルー・ナイル/High」を聴いています。
ブルー・ナイル。名前だけは知っていたんですが、聴いたのは去年がはじめて。
聴く前から只者ではないとは思っていました。
なにしろ、デビューから30年以上経ってるのに発表したアルバムは
たったの4枚。
超寡作バンドです。
いちばん有名なアルバムはセカンドの「HATS」だと思いますが、
この、今のところの最新作(2004年)「High」でもその世界は変わりません。
音楽のイメージとしては夜。
派手さはないが滋味深いメロディに、緻密に組み上げられたアコースティックな感触のシンセサウンド。
そして、いつまでも静かな熱を持ち続けるポール・ブキャナンのヴォーカル。
いや、もうワンアンドオンリー。
活動し続けてありがとうブルー・ナイルって感じです。
30年間でアルバム4枚は少ないかもしれませんが、
30年間で「傑作を4枚」と考えたなら、納得してしまうような気もします。