先月からドストエフスキーにハマっています。50にして初ドストエフスキー。
何故今ドストエフスキーなのか?というのは自分でもよくわからないんですが、まあ面白いから読んでるわけです。
5大長編のうち4つは読み終え、今は1番知名度が低い「未成年」を読んでいます(今のところ凄く面白い)。
ドストエフスキーにしろ他の作家にしろ古典というのは今まで文庫で読むものでした。書店で古典の文庫本をパラパラめくると小さな文字でギッシリ書いてあって、さらにドストエフスキーなんかはやたら分厚く、さらに上下巻だったりして、とっつきづらそうだなあと思っていました。
しかし時代は変わる。
僕が今読んでるのはkindle(Amazonの電子書籍)版。
大長編なのは解ってるんですが、kindle端末で読むと何を読んでも厚みは一緒なのでなんとなく気軽に読めそうな気がします(笑)
そして更に重要だと思うのが「文字の大きさ」を変えることが出来る点。
僕は有り難いことにw老眼が進んできてるのでかなり大きな文字サイズにしています。
これだと1ページの見た感じがスカスカで(子供向けか?みたいな)更に軽い気持ちで読めるような気分になってきます。
そうやって構えずに古典を読んでみると(ドストエフスキーにかぎらず)相当面白いモノが多いことがわかります。さすが歴史の風化に耐えて残ってきただけのことはあるんですよねー。
というわけで意外と古典文学に親しむには良い時代なのかなあとか思いながら、ドストエフスキーの深く面白い世界を堪能しています(^^)