「トリオII」ドリー・パートン/リンダ・ロンシュタット/エミルー・ハリス(1999)
夜も更けてきたのでのんびりカントリーを。
大御所3人によるアルバム。タイトルに「II」とあるとおり同じメンツでの1もあります(1988年発売・未聴)。
この3人だとエミルー・ハリスは大好き。リンダ・ロンシュタットはアルバムによって大好き。ドリー・パートンほぼ聴いたこと無しなんですが、3人セットだと流石に充実感が凄い。企画ものなんてとんでもない。多分それぞれの歌手の代表作候補のひとつに上がってもおかしくないような素晴らしい内容です。
これを聴いてて思うのは、リンダ・ロンシュタットがソロで純粋なカントリー・アルバムをだしていないことの勿体なさ(ルーツ・ミュージックに取り組んだ実質ラストアルバムのAdieu False Heartはアン・サヴォイとのデュエット作)。歌手としての魅力が秀でているだけに、エミルーのような作りのカントリーの単独アルバムを是非聴いてみたかったです。
2010年頃から主だった活動はしていない彼女ですが、一説にはパーキンソン病だとか。
そんなあれこれ考えつつ3人の素敵な歌声を堪能しています。