スターリングSEにして一番変化が大きかったのはピアノの音かもしれません。
クラシックの場合グランドピアノなわけですが、スターリングで聴くと大きな楽器だというのが感じられる音で鳴ってくれます。ピアノのスケール感が出るというか。
このあたりは最近のSPとしては大きなエンクロージャ、25センチウーファーというのが生きてるように思います。
さらにそのピアノの音が実に気持ちのよい音で鳴ります。現実のピアノより心地良いのでは?という音色なんですよねー。タンノイならではの味付けが効いた音なのかもしれません。原音再生とかシリアスなオーディオ再生方向ではないですが、改めて家庭で気持ちよくに音楽を愉しむためのスピーカーなんだなあと感じました(^^)
*ロナルド・ブラウティガムがオリジナル楽器で弾くベートーヴェン・ピアノ・ソナタも無茶苦茶気持ちのよい音です。近代ピアノでのベートーヴェンとは全く違う魅力を持った世界が堪能できます(^^)