ジャズを
「ザ・トリオ 3」シダー・ウォルトン
1960年代の様々なジャズの名盤をピアノで支えたバイプレーヤー、シダー・ウォルトンのリーダー作です。村上春樹さんがファンだということで日本で知名度が上がったのかな?
こういうタイプのミュージシャンはなぜか演奏が衰えない印象があります。独創的なことをやるタイプではない職人肌な感じなので歳取るごとで味が出てきて更に良くなるみたいな風なんでしょうか。落語家みたいな。
テキサス出身らしく基本はブルージーなピアノなんですが、音色が綺麗なのでリリカルな味わいがあるところが個性だと思います。激しめの曲でもそのタッチが変わらないのが魅力的(^^)
スペシャルな才能がなくても地道にやっていけば花開くという、凡人の僕としては勇気をもらえる1枚(笑)