今週も楽しく終了
「ブラームス:3つの間奏曲、ラプソディ他 」イーヴォ・ポゴレリチ(1992年)
これは凄い演奏。ポゴレリチはどのアルバムも聴くと「この曲こんなだっけ?」といういい意味での驚きがあるんですがこのブラームスもそう。元々すぐれた曲なんでしょうがそれが(大げさに言えば)極限まで高められて演奏されてる。そんな風に聴こえます。ポゴレリチは21世紀にはいってから演奏活動のみでアルバムを出していないようですが、そうそうこんなアルバムは作れないということなんでしょうか。
話しは変わりますが自宅でクラシックを聴いて、今年になってからは仕事場で戦前ブルースを聴いて、そして読む本は古典文学ばかり(今はトーマス・マンの魔の山を堪能中)と、はるか昔に亡くなった人たちの作品にばかり接しているので、せめてクラシックの演奏家/指揮者は生きてる人(できれば新譜)の中からチョイスして聴こうと心がけていたりします(笑)