ジャンルレス 今日の一曲

なるべくジャンルを問わずその日の一曲

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

夏目漱石「門」

夏目漱石「門」読了 読み終わった後なんとなく思ったのは、巨大な知性と圧倒的な小説家としての才能、その両方を持った人のみが書ける物語っていうものがあるのかなあということ。この「門」だけの感想じゃなくて、今まで読んだ漱石の作品全般と、それから去…

イギリス切手

去年イギリスより届いたアナログがはいっていたパッケージ 近頃は切手が貼ってある郵便物が滅多にこない上、これはイギリスからということで物珍しくて捨てられずにいます(笑)。モノクロの切手というのも味があるし(^^)

パールマン演奏「ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲」

昨日届いたアナログから今日はコレ 「ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲4番、5番」パールマン(Vn)バレンボイム(指揮)パリ管弦楽団(1977年) ヴュータンという作曲家は初聴きです。フランスのヴァイオリニスト、作曲家で当時はベルリオーズやパガニ…

PCM録音で聴く「ヤナーチェク:弦楽四重奏曲1番、2番」スメタナ四重奏団/アナログ盤

「ヤナーチェク:弦楽四重奏曲1番、2番」スメタナ四重奏団(1980年) 今年最初に買ったアナログ。ネットショップの300円均一バーゲンでクラシックを8枚ほど購入したなかの1枚です。DENONのPCM録音でなかなか鮮烈な音を聴かせてくれます。なかなか…

藤井4段が凄すぎた1日

今日は将棋観戦でした。もちろん藤井4段の対局。 本日観戦の朝日杯は持ち時間が40分と短いので勝てば2局目も。期待通り1局目を勝利し、14時からの対局は佐藤天彦名人との対局でした。公式戦でタイトルホルダーと対局するのは藤井4段初めて。そして名…

週末のベン・ウェブスター

今週も無事終了 「Soulville」ベン・ウェブスター・クインテット(1957年) 昨日のゲッツ+マリガンと同じヴァーブ・レコードの渋い1枚。ヴァーブは当時としても保守系のレーベルだったんだと思いますが、良いですね。今の自分が聴きたい寛ぎのジャズが…

「ブック・オブ・デイズ」メレディス・モンク

今朝、スーザン・クロウ「ブック・オブ・デイズ」を取り上げましたが、そのアルバムに出会うきっかけになった同名タイトルのメレディス・モンク「ブック・オブ・デイズ」を聴いています。 「ブック・オブ・デイズ」メレディス・モンク(1990年) この人…

僥倖オーディオ

去年は久々にオーディオにハマってこのままだとどうなることやらと心配したんですがすっかり落ち着いたようです。更に良い音をという意気込みもなく、ただ音楽を平和に愉しむ日々です(^^)。いま考えると、この2年ほどで聴く音楽が変化(広義のポップミュー…

「Getz Meets Mulligan in Hi-Fi」ジェリー・マリガン & スタン・ゲッツ

帰宅して夜の1枚 「Getz Meets Mulligan in Hi-Fi」ジェリー・マリガン & スタン・ゲッツ(1957年) 寛ぎの1枚。ゲッツも良いけど、ジェリー・マリガンの膨よかなバリトンサックスの音色が最高。と思ったら曲によって楽器を交換して吹いてるらしい。ど…

夏目漱石「それから」

夏目漱石「それから」読了。 静かな展開と主人公の(分からないではないんだけど)偏向した考え方で、途中までは「ちょっと微妙かな?」と思いながら読んでたんですが、後半から激しい展開になってそこからは一気。漱石が書くと「恋愛小説」もここまで凄まじ…

偶然の出逢い/スーザン・クロウ/Susan Crowe

早起きして朝の1枚 「ブック・オブ・デイズ」スーザン・クロウ(2003年) 偶然見つけたアルバムです。そもそもはメレディス・モンクの「ブック・オブ・デイズ」というアルバムをTIDALで検索してたんですが、その検索結果の中にこの同タイトルのアルバム…

アナログは一手間かかるが/「Gorilla」ジェイムス・テイラー

将棋を見終わったのでアナログ鑑賞 「Gorilla」ジェイムス・テイラー(1974年) 大物SSW(シンガー・ソング・ライター)ですがちゃんと聴き始めたのは去年アナログにハマったときから。これを買ったのもその頃。ジェイムス・テイラーの6作目ということ…

藤井4段竜王戦予選

今年の藤井4段第2局め。80手で勝利。10時開始で19時16分終局でした。今年の初対局に負けた藤井4段ですが今回は快勝。 前回は序盤で対戦相手の大橋4段の研究の成果7四飛が出た後、藤井4段劣勢のままの完敗でしたが今回は真逆の展開。序盤で藤井…

無題

トイレついでにコレを。 新聞紙トイレットペーパーの図。

みんな大変だと思いながら

昨日とりあげたケンプのシューマン集を今夜もひたすら聴いています。どの曲も素晴らしい。完全にハマったな(笑)明日は朝から藤井4段の対局。仕事どころではありません。古典文学、クラシック、将棋観戦、時々仕事、だけなのに結構忙しく感じてしまう自分…

2018初アナログ購入

某レコードショップからヤフオクでのクラシックLPセールお知らせメールが来たので早速チェックしてみました。全品300円即決。おお、お手頃。というわけで弦楽四重奏などの小編成物を8枚落札。送料合わせても新譜J-POPのCD1枚ほどのお値段。オリジナルと…

ケンプのシューマン

ケンプの素晴らしすぎるシューマン・ピアノ曲集を聴いてます 「シューマン:ピアノ・ワークス」ヴィルヘルム・ケンプ 「謝肉祭」を聴きたくてなんとなくTIDALで捜したカタログの中からチョイスした1枚ですが、聴いてみると無茶苦茶良い演奏でした。なんとな…

企画ものクラシック・アナログを聴いて想う

今年初のアナログは企画モノ(笑) オークションで買ったクラシックLPセットの中に入っていた1枚です。 「録音方式の革命!!パルス符号変調」「いま宇宙と地球を結んでいるのはPCMです!!」と帯には威勢のよい文句が踊っています(笑)内容はクラシック曲…

タンノイを鳴らすのは難しい?

ネットのオーディオ系某所を読んでたら「タンノイを鳴らすのは難しい」みたいな話が出てました。僕と同じスターリングSEをお使いの方でなかなかいい音で鳴らず苦労してるようでした。ショップには「スターリングはエージングに時間がかかる(5~10年かか…

「三四郎」と「姿三四郎」は無関係w

夏目漱石「三四郎」読了 三四郎というと姿三四郎が思い浮かんでてそんな風なキャラクターなのかと思ってたら全然違いました(笑)。漱石の登場人物は世間とは違うところで生きていたり、生きたいと思ってたりなのが共感してしまいます。「三四郎」「それから…

「Introducing Carl Perkins」カール・パーキンス

毎年成人を迎える人たちがいるおかげで休めてありがたい。1日のんびり過ごしました。ありがとう成人。 「Introducing Carl Perkins」カール・パーキンス(1956年) さきほどアップしたカーティス・カウンスのアルバムにピアノで参加してたのがこのカー…

「Carl's Blues」 The Curtis Counce Group

実は年末年始はクラシックよりジャズを聴いてました 「Carl's Blues」 The Curtis Counce Group (1960年) ベーシストがリーダーのウエスト・コースト・ジャズ。テナーのハロルド・ランドとトランペットのジャック・シェルドンがまろやかな音色でよく歌…

2018/初感

夜もふけて弦楽四重奏曲の名作を 「ドヴォルザーク:アメリカ 他」Carmina Quartet 昼間小津の映画を見て、そのあと漱石の「三四郎」を途中まで読んで、今この演奏を聴いてると、今の動いてる時間と随分離れたところにいるような気持ちがしてきます。そして…

東京物語の笠智衆

Amazonプライム・ビデオで小津安二郎監督の「東京物語」を観ました。何度目かな。5回以上は見てると思うんだけど。今回観てて初めて思わず泣きそうになってしまった。歳のせいでしょうか?見終わってちょっと調べてみたら、この映画でお爺さん役をやってる…

我が家のスターリングSE/得意不得意

藤井4段、大橋4段に連敗。年齢は10くらい違いますが、プロ入り同期ということで火花散ってますね。というわけで今週も無事終わってまず1枚 「The Best Of the Concord Years」レイ・ブラウン(2002年) いろいろなソフトを聴いていくとうちのシステ…

2018年初藤井4段対局

今日はabemaで今年初の将棋観戦してます。もちろん藤井4段の対局。 王位戦予選で相手は大橋4段。大橋4段とは去年後半対局があって、その時は藤井4段がよいところなく負けてしまったので今回やり返せるか?が見どころ(^^)。

戌年/猫/斎藤清・版画

お気に入りの斎藤清ポストカードを飾ってみた戌年だけど猫。

初収穫は真夏の夜の夢

2018年初大収穫 「メンデルスゾーン:真夏の夜の夢」クレンペラー(指揮)ケルン放送交響楽団(1955年録音) TIDALで見つけたいろんな作曲家の序曲を集めたアルバムを聴いてたとき「なんだこの斬新な曲は」と釘付けになったのがメンデルスゾーン「真…

「サン=サーンス:チェロと管弦楽のための作品集 」 ガブリエル・シュヴァーベ

本日は今年の初仕事。一気に世俗の垢にまみれた(笑)。ということでそれを落とすため今夜のクラシック1枚目 「サン=サーンス:チェロと管弦楽のための作品集 」 ガブリエル・シュヴァーベ (チェロ), マルク・スーストロ (指揮), マルメ交響楽団 (2017…

夏目漱石「虞美人草」

夏目漱石「虞美人草」読了最高です。色んな意味で一生もの。以下、終わり近くから引用 「死を忘るるものは贅沢になる。一浮も生中である。一沈も生中である。一挙手も一投足もことごとく生中にあるが故に、いかに踊るも、いかに狂うも、いかにふざけるも、大…