真空管プリ+普通のパワーアンプですっかり満足だったんですが、やはり気になるのはパワーも真空管にしたらどうなるのか、です。
ネットで調査してみても「プリよりパワーを真空管アンプにしたほうが変化は大きい」という意見が多いです。これは是非確かめてみたい。
調べてみるとEK-JAPANのTU-8200というのが良さそうでなんとか買えそうな値段。でもこれはキットなので自分で半田ごてを握らなくちゃなりません。それはムリ。なので買うならいろんなショップで売っている完成品狙いです。少し割高になりますが(7~8万)仕方ない。
ショップサイトの注文ボタンを押しかけて思いとどまり、また押しかけての熟考する日々が続きます。
そんなある日いつものようにヤフオクを見ていると気になるものが。今使ってる真空管プリと同じ中国yaqin社の真空管プリメインアンプ(中古)です。開始価格が3,5万。
MC-10Lというプッシュプルアンプで新品価格は39800円だったようですが、現在は販売終了している模様。
ネットで調べてみると評判は悪くなさそうです。しかもこのヤフオク出品商品には付属のノーブランド中華製真空管EL-34とは別にelectro-harmonix社製のEL-34が付いています。これだけでも新品で買うと1万弱です。そこが決め手となって入札、そして無事落札となりました。41000円也。
無事届き、早速聴いてみます。
おお!今まで歴代使っていたトランジスタのアンプとはあきらかに傾向の違う音です。
音に丸みがあって艶があります。オーケストラのスケール感もなかなかです。これぞ思い描いていた真空管アンプの音。真空管の灯りが心温まる雰囲気を醸し出していてムードも最高です。この音が4万で手に入るというのは驚きです。いままで使っていたパワーアンプは50万ですからねえ。真空管アンプがスゴイのか中国製が価格破壊なのか。。。
なんにせよ。大満足。自宅システムのアンプはこれに変更決定となりました(^^)
追記
その後このアンプは故障。修理したのですがまた故障したので引退させました。音はすごく気に入ってたんですが。中華製は故障のリスクも覚悟しておいたほうが良いと思います。特に僕のような電気的知識がない人は(その覚悟で現在はまた違う中華製真空管アンプを使用中ですw)