今日も仕事場でブルースのアナログ盤
「ラスト・セッション」ミシシッピ・ジョン・ハート(1972年)
ミシシッピ・ジョン・ハートをちゃんと聴いたのは初めてのような気がします。
コレ素晴らしく良いです(^^)。弾き語りのブルースですがフォークソング寄りの曲調で声は穏やか。フィンガーピッキングで演奏されるギターの響きも実に繊細で美しいです。とにかく和みます。最初の1曲目を聴いた時は「高田渡か?」と思ってしまったんですが(笑)高田渡さん、相当影響受けていそうです。
ミシシッピ・ジョン・ハートさんはなんと19世紀の生まれ。1928年にOkeh Recordsに録音しますがヒットせずその後は農夫としての日々を送ります(アマチュアとしてて地元では演奏していたそう)。その後60年代初期にフォーク・ファンの白人に「再発見」されてそこから亡くなるまでの数年間大いに活躍したそうです。
音楽同様ジャケットの顔も実に穏やかで味のある表情で素敵です(^^)。