その2。カートリッジです。
カートリッジ。オーディオに興味ない方にわかりやすく書くとレコードプレーヤーの「針」ですね。「針」は正しい表現ではないんですが、まあ大雑把に言うと針先周辺がカートリッジです。あ、そもそもレコードがなんだかわからない世代の方はググってください(笑)
オーディオに凝りだしてから一番音が落ち着くのに時間がかかったのがアナログ部分です。CDは一進一退とはいえその時々で楽しめる音が出ていたんですが、レコードがなかなか落ち着きませんでした。
特に「針」と言われる部分に難儀しました。
定番のDENON 103から始まって10万近いベンツ・マイクロのグライダー。歴史も人気も(今でもある)オルトフォンSPU。他いろいろ試したんですがどれもしっくり来ませんでした。
そんな時(6年ほど前)オーディオ仲間のロックおじさんが「シュアー M44-7超イイから是非試してみて」と同カートリッジを送ってくれました。
シュアー M44-7。
ロングセラー商品でDJ御用達でもあります。ピュア・オーディオ用と逆のイメージのカートリッジです。そういうモノなのでお値段も庶民的。
そんなシュアー M44-7。送られてきて聴いてみると
「す、素晴らしい!!」(笑)
今まで聴いてきたお高いカートリッジは何だったんでしょう。いや、これは好みの問題なんでしょう。こういう昔からある普通の音が自分の好みだったんだと思います。オーディオにハマってるとなかなかそこに気付きずらかったんでしょうねー
というわけで、その時以来アナログは安泰。遠回りしましたが、この経験でアナログだけではなくオーディオ全体の勉強になったかなと思います(^^)。