ベルイマン「処女の泉」

久々に映画を見ました

 

イングマール・ベルイマン監督の1960年の傑作「処女の泉」。音楽/文学同様、映画も昔のものに惹かれています(^^)

ベルイマンは去年「第七の封印」「野いちご」を観て感銘を受けたんですが、この「処女の泉」も負けず劣らず素晴らしかったです。いや、一番好きかもしれない。ベルイマンというと芸術的な映画でややこしいというイメージがありますが、コレはそんなことありません。筋書きはシェイクスピアの戯曲のようなドラマチックで尚且普遍性のあるものだし、映像は今観てもハットさせられるシーン満載の素晴らしさ。白黒映画ならではの光と影の描写が抜群です。最初に火のシーンから始まり最後は象徴的に水のシーンで終わる、そのインパクトも強烈です。

そして観ていて後半気づいたんですがこの映画、音楽がないんですよねー。意図するところは判りませんが音楽が無いのがマイナスになっていないのは確か。作品に必要ないものは省くというベルイマン監督の強い意志の表れなのかも知れません。

優れた古典文学1冊読んだくらいの満足感。ありました(^^)