ネットで「00年代の傑作ジャズ」と紹介されてたので聴いてみました
「vine」chris cheek (2000年)
これは確かに新しさを感じます。といっても18年前のアルバムなので今のジャズシーンの中での位置づけはわかりません。だけど僕が今まで聴いてきたジャズとは確かに違う魅力があります。新しいさの具合がなかなかユニークです。アヴァンギャルドだったりフリーキーだったりではないし、ヒップホップやらエレクトロニカといった他ジャンルを取り入れるタイプとも違う。なんというか各楽器の奏でるアドリブのメロディ、フレーズに今まで聴いたことがないような新鮮さがあるんですよねー。そして独特なのに奇をてらって変わった音楽をやってやろうという気負いもなく、クールで独創的なメロディ群はひたすら心地よいです。なんとも不思議なアルバムで非常に魅力的。素晴らしいです。
現在新品は入手し辛いようですが中古は探せば普通の値段でありそう。オススメです。