のんびりとジャズを
「Scorpio Rising」ウォルター・デイヴィス Jr.(1989年)
70年代以降のオーソドックスなジャズを聴いてると必ず出会うのがこのステープルチェイスというデンマークのレーベル。このステープルチェイスの録音がスターリングSEとやたら相性が良いのです。このアルバムだと左右にぐーんと広がった粒立ちの良いピアノに挙動のよく分かるベース、そしてドラムが程よく主張してて非常に心地よい音です。
バランスが良くてジャズっぽい録音という感じかな?ゴリゴリのハードバップファンとかだと物足りないかもしれませんが、クラシック中心に聴いている今の僕には丁度良い湯加減の音。演奏もゴキゲンで最高の1枚です。