衝撃を受けた1枚(^^)
「ボロディン:交響曲2番」カルロス・クライバー、シュトゥットガルト放送交響楽団(1972)
カルロス・クライバーといえば天才肌の指揮者、レパートリー超少ない、コンサートもしょっちゅうキャンセル、というイメージの方。僕がクラシック聴き始めた30歳前後の頃よく聴いた指揮者です。
ただ他の指揮者の演奏を色々聴く前に、いきなりクライバーで聴いたので、普通(?)の指揮者とどう違うのかがイマイチわからないままでした。そこで今日発見したこのボロディンの交響曲。
ロシアのボロディンをやってたんですねークライバー。かなり意外。僕の大好きな曲なので期待が高まります。
聴いてみてなるほどと膝をうちました(笑)これがクライバーの魅力かと。
まるで新たに曲に命が吹き込まれたかのような演奏です。聴いていて血沸き肉踊ります。スゴイ。
大好きな曲なのでいろんな演奏を(CDで)聴いてきたんですが、クライバーにかかると曲が生まれ変わったような新鮮さがあります。とにかく生き生きとしています。楽曲が生き物ののようです。
ロシアっぽさとかは全然無くなってますが、それより楽曲が本来持つ魅力が最大限以上に引き出されてる感じでとにかく素晴らしいです。恐るべしクライバー。
過去聴いてきたクライバーのディスクも聴き直さなきゃな(^^)
*指揮姿も異常に格好良い ↓