益々戦前ブルースが愉しい今日このごろ
「Fat Mouth 1924-1929」パパ・チャーリー・ジャクソン(1972年)
男性ブルースミュージシャンで最初のヒットメーカーとなったのがこのパパ・チャーリー・ジャクソンだそうです。ということでいつも以上に古い録音。音楽性もまだブルースというより軽快な小唄というか感じです。しかもギターではなくてバンジョーの弾き語りなので更にブルースぽさは薄いです。
じゃあイマイチなのかというとそんなことはなく、抜群のテクニックのバンジョーにほのぼのとした歌声が乗るとても魅力的な音楽。20年代中頃の戦前ブルースの世界が垣間見れる貴重で楽しく癖になる1枚となっています(^^)