昼間はやたらと元気だったのに夜の気分は沈みがち。反動か?
「 シューベルト String Quintet Op. 163」Arcanto Quartett and Olivier Marron(2012年)
こういうときはシューベルトを聴くに限ります。ピアノソナタもよいですが今日は弦楽五重奏曲を。チェロが2つという構成がいいですね。低音が充実。
こういうときは、と書きましたがシューベルトは僕にとってどういうときに聴いてもハマる音楽。いま一番好きなクラシックの作曲家はシューベルトかもしれないです。西洋音楽史的にはどうかわかりませんが印象としては、シューベルト以前<依頼をうけて曲を作る職人作曲家>。シューベルト以降<書きたい曲を書く芸術家的作曲家>。シューベルトはその中間なイメージです。。すごく個人的でアーティスティックな音楽なんですが、ロマン派のようなエゴが肥大化した感じはない。「いい湯加減」な音楽です(笑)。自分のやりたいように書いてるのに我はそんなに強くない(押し付けがましくない)。音楽に限らずこういう事はなかなか出来ないのではないかと思います。僕も実生活でそうありたいもの(^^)
追記
僕の大好きな往年の大ピアニスト、ルービンシュタインは自分の葬儀の時にはこの曲を流すようにと要望したそうです。粋だ。実際はどうだったのかな?